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No3 第6日目(2月20日) 第7日目(2月21日) 第8日目(2月22日) 活動日誌目次へ

2005年2月22日(火) 第8日目
前日に訪れた市長さんからカンニャクマリ周辺の
被災データを受領しました。次の通りです。
被災者数
被災家族数
被災村落数
187,650
31,175
33
死者
830
内訳
男性
女性
男子児童
女子児童
196
240
182
212
負傷者数
732
内訳
男性
女性
男子児童
女子児童
334
301
53
44
14歳児以下の被災孤児
3
内訳

男子児童
女子児童
0
3
お陰さまでインドにおける全行程を無事に終えることができ、その日の夜22:30発のシルクエアで機上の人となり、シンガポール経由で日本に24日予定通り到着しました。

インドでは大変多くの方々のご厚意でスムーズに物事が運び、日本の皆様のあたたかいお気持ちを伝えるお手伝いができたことを大変嬉しく、ありがたく思っております。この場を借りて皆様へ心より感謝申し上げます。


当初予定しておりましたインファントマッサージのオイル配布・デモンストレーション等は現地の都合上行えなかったことは残念でしたが、事前に計画していた以上の場所を訪問し約1,800人を超える子供達と直接会うことができました。

「子供達の笑顔のために」という大きな目的のために微力ながら何かさせていただけたのではと存じます。皆様からのご協力の賜物です。

また改めましてこの津波により天へ召された方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。

現地では海岸沿いに埋葬された方々の墓標の代わりにココナッツの実が1つずつ置いてあり、そこから少しずつ若木が伸びていました。亡くなられた方の命の再生と再会を願っての植林に心打たれました。

2005年2月21日(月) 第7日目
まずは孤児院を訪れました。35人の子供達が暮らしています。スタッフ5人が親代わりで、中には孤児院卒業生もいます。男の子用、女の子用の部屋が1つずつあり、個人の荷物はかばん1つ分です。ここでは日本から持参したチョコレートと寄付金を渡しました。

孤児院の子供達

孤児院の女子用部屋

孤児院の庭 牛もいます

孤児院スタッフ 
コップと受け皿を交互に利用し
お茶を飲みやすい温度に冷まします 
次にキリスト教の教会へ移動しました。祭壇を残し建物が崩れてしまっています。被災を免れた神父様の事務所を訪れ、そこで約200人の子供達へ主にキャンディーを渡しました。そこにいなかった子供達の分も後で渡してくださるようお願いしました。

神父様の事務所
これなかった子供の分も

神父様の事務所に集まる子供

元学校と教会の跡
両方とも津波で倒壊
それからSOSオフィスを訪れUSD5,000(約50万円)を寄付いたしました。子供の救済を目的にしたプログラムで活動している組織です。

SOSプログラム事務所

SOSプログラムスタッフ

途中塩田に出会いました
ナーガルコイル市庁舎を訪れ、市長 67500rp (約20万円)を寄付としてお渡ししました。

ナーガルコイル
コレクターズオフィス(市庁舎)

コレクターズオフィスの対策本部

市長さん(67500rp)

市庁舎に陳情のため順番待ちする
大勢の市民 中には負傷者も

最後に小学校を訪れUSD5,000(約50万円)を寄付しました。この地域で一番被災程度の大きい場所です。すでに遅い時間で子供達は下校した後で、静かな校内で校長先生が事務的な仕事をなさっていました。アポなしで伺ったのですが快く迎えてくださいました。そして最後の1箱のキャンディーを1日中気持ちよく案内してくださったタクシーのドライバーさんにお預けし、近所のお子さんに配ってくださるようお願いしました。


小学校校長先生に寄付

静かな夕暮れ
南インドでは魔除けのために子供の顔に黒い染料をつけるという風習があるそうです。

わざと顔を汚した感じにして邪悪なものから守るのだそうです。

写真右の女の子も額と頬にその印がついています。

赤ちゃんとお母さん


2005年2月20日(日) 第6日目
この日はカンニャクマリ視察にあてました。泊まったホテルは地元の方が多く利用する場所であまり英語が通じませんので、近くの1番大きなホテルで朝食を取りながら情報収集いたしました。

クラッチャル レンガ造りの家屋倒壊

 
椰子の木の林が倒壊した跡に
作られたトタン製仮設住宅

トタン製仮設住宅
ホテル周辺の様子を視察後、お昼すぎからはタクシーで移動。文房具、キャンディー購入。翌日の訪問コース検討。

ランチ カレーとプリ(揚げパン)
市庁舎近くの定食屋さん
バナナの皮のお皿で

タクシードライバーさんと
3日間お世話になりました。
すばらしい方でした

キャンディ買出し

文房具買出し

路上

ホテルからみえる景色
アラビア海・インド洋
ベンガル湾の交わるポイント

ユニセフの給水タンクの水で
水浴びする親子

お母さんの膝の上で
すやすや眠っている赤ちゃん

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