2005年2月22日(火) 8日目
前日に訪れた市長さんからカンニャクマリ周辺の被災データを受領しました。次の通りです。
被災者数 被災家族数 被災村落数 | 187,650 31,175 33 | |
死者 | 830 | |
内訳 | 男性 女性 男児 女児 | 196 240 182 212 |
負傷者数 | 732 | |
内訳 | 男性 女性 男児 女児 | 334 301 53 44 |
14歳以下の被災孤児 | 3 | |
内訳 | 男児 女児 | 0 3 |
お陰さまでインドにおける全行程を無事に終えることができ、その日の夜22:30発のシルクエアで機上の人となり、シンガポール経由で日本に24日予定通り到着しました。
インドでは大変多くの方々のご厚意でスムーズに物事が運び、日本の皆様のあたたかいお気持ちを伝えるお手伝いができたことを大変嬉しく、ありがたく思っております。この場を借りて皆様へ心より感謝申し上げます。
当初予定しておりましたインファントマッサージのオイル配布・デモンストレーション等は現地の都合上行えなかったことは残念でしたが、事前に計画していた以上の場所を訪問し約1,800人を超える子どもたちと直接会うことができました。
「子どもたちの笑顔のために」という大きな目的のために微力ながら何かさせていただけたのではと存じます。皆様からのご協力の賜物です。
また改めましてこの津波により天へ召された方々のご冥福を心からお祈り申し上げます。
現地では海岸沿いに埋葬された方々の墓標の代わりにココナッツの実が1つずつ置いてあり、そこから少しずつ若木が伸びていました。亡くなられた方の命の再生と再会を願っての植林に心打たれました。